人と空気と空調の話

1日の70%は室内の空気を吸っている私たち

おいしい空気に抱かれていますか。

おいしい空気に抱かれていますか。

こんなご体験をなさったことはございませんか。四季折々の自然の中で、爽やかな風に頬をうたれ、ふっとそこに空気の存在を感じて、気分をいっそう晴れやかにした思いは。
私たちの普段は、さほど空気を意識するまでもなく恩恵にあずかっています。
その私たちは、一日の約70%を室内で生活しています。自宅、レストラン、ショッピングモール、オフィスビル、ファクトリー、様々な施設、乗り物などがあげられます。
赤ちゃんからご高齢の方まで、私たちは室内の空気を知らず知らずのうちに体内に採り入れているのです。

ここに室内空気って何だろうといった品質性の課題が浮かび上がってきます。
一日の約70%は室内の空気を採り入れる訳ですから、空気品質の良否は気になりますし、快適で健康的な暮らしを営むうえからも大きな課題です。いったい人工的に造られた住居や職場などの建物内部の空気は、どうあるべきなのでしょうか。
またどんな配慮や対策をとるべきなのでしょうか。

例えば、一般住宅では窓を開けて快適な外気を採り入れ換気することもできます。
しかし、建築構造上の条件や仕事の分野によっては、密閉度を保たなければならないオフィスビルやファクトリー、ショップ、レストランなどがあり、また空気汚染度の濃い地域の建物では、外気を採り入れることがままなりません。
ここに室内空気をコントロールしようと言う発想が生まれます。室内の温度、湿度、気流などを整え、ほこりや有害物の除去など清浄度を制御し、快適な室内空気を保つための技術です。

健康な身体、美しい身体はきれいな室内空気から

室内空気をきれいに保つ3つのポイント

室内空気をきれいに保つ3つのポイント

室内空気をきれいに保つには、以下の3つがポイントとなります。

  • 1.屋外から汚染物質を侵入させないようにしよう。
  • 2.室内では汚染物質を発生させないようにしよう。
  • 3.室内で発生した汚染物質は取り除くようにしよう。

しかし、これらを実現させることはたやすくありません。
外気の中から汚染物質のみを取り除いて室内に取り込むといった作業のひとつをとっても、とても厄介です。また、人とモノが行き交う室内では、ほこり、ダニなどの微生物、カビ、病原菌、タバコの煙、建材やさまざまな物品から空気を汚染する物質が発生して、これが建物内を浮遊し、やがて隅々に溜ります。室内は手を掛けなければ汚れる所なのです。その結果、よどんだ空気を感じる、嫌な臭いがする、壁や天井が汚れているなど、さまざまな現象が現れます。重大なことは、私たちの身体に異変をおよぼす健康面のことです。たとえば室内にいて、涙や鼻水が出る、声がかれるなど、眼、鼻、喉に刺激を感じたり、頭痛、めまい、吐き気など身体の不調を覚えることがあります。

いかがでしょう、こんな経験はどなた様も一度や二度のことではないのではないでしょうか。
恋人とショッピングしているお店で、ホテルのレストランで家族との楽しい食事時に、パソコンレッスンの教室などで、こんなことがあっては、ちょっと台無しですね。またOL、サラリーマンの皆様でオフィスに詰めて仕事をなされる方は、仕事の場から逃れることも出来ず、少々深刻な問題です。体調を崩す他にも、精神的な疲労が増す、集中力や記憶力が減退する、無気力感が増すなど、仕事能率を低下させる要因にもなります。

換気は大事です。

自己の健康管理の面から、また仕事で頑張りたいと言った意欲の面からも、障害や苦痛の種になりかねません。ファクトリーや研究所などではどうでしょう。仕事の専門性、品質性、生産性を高め維持するための、また働く皆様の快適性を高めるための室内空気が求められます。気密性の高い住居、商業施設、オフィス、工場などの建造物は、放っておけば室内空気の汚染濃度は上がります。室内空気は清浄化の手入れがあってこそ快適な空気が保たれます。

室内空気を綺麗にするためにダクト清掃を

ダクト清掃の重要性

ダクト清掃の重要性

ほとんどの建物には、空調設備が設置されています。空調設備の役割は、室内空気環境を安全で衛生的で快適な状態にすることです。しかし、空調設備の内部が汚れていると、室内空気環境にさまざまな悪影響を及ぼします。
室内空気を綺麗にするためには、空調設備の内部が綺麗でなければなりません。そのために、空調ダクト清掃があります。空調ダクトを清掃することによって、室内空気も綺麗で安全な状態に保たれることになります。

空調ダクトの清掃を実施するにあたっては、単に「汚れているから清掃をする」というだけでは不十分です。それは、空調ダクト清掃の目的が、室内空気環境を安全で衛生的で快適な状態に保つことだからです。そのために、空調ダクトの清掃は、汚染箇所や汚染状態の調査から始まり、清掃方法の選定、作業監督者と従事者の手配、品質管理なども含めた綿密な計画を立て、適切なタイミングで適切な方法で実施しなければなりません。

ダクト清掃の重要性

ダクト清掃を
適切なタイミングで行い、
快適な室内環境を作りましょう!

空調ダクト清掃方法・手順について

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