室内空気環境の質的向上への寄与を標榜する当会員企業として、その使命を全うすべく、地球環境に配慮し、かつ景況に左右されない企業体質の強化に向けてJADCA(日本空調システムクリーニング協会)会員企業は速やかに本環境経営システムの導入を目指すものとする。本環境経営システム認証組織と既存の技術評価制度(品質管理)とを両輪としてJADCA会員企業はJADCAが目指すあるべき姿の構築を目標として行動する。
会員各社の認証に対しては公平かつ厳正な判定と、より各社の環境経営システムに貢献すべく斯界の権威である学識経験者を招へいして、「環境経営委員会」を設置する。
肩書き | 氏名 |
---|---|
委員長 | 前東京工業大学特任教授 東工大非常勤講師 東大環境安全研究センター客員研究員 横浜国立大学環境情報研究院科研費研究員 小山 富士雄 |
委員 | JADCA 今井副会長 JADCA 佐々木常務理事 JADCA 喜屋武委員 |
アドバイザー | 日本環境マネージメント研究所 代表取締役社長 新井 孝 |
アドバイザー | JADCA評価委員会及び事務局 |
原則として4ヶ月に1回(3社以内、先着順)、JADCA会議室(浅草)にて開催。
評価員は原則として下記条件を満たす候補者のうちから環境経営委員会の承認を得たものをあてる。
1. ISO14001審査員・審査員補資格若しくはエコステージ評価員資格
2. 企業の評価に業務として3年以上携わった経験を有する者若しくはJADCA専門委員会の役員(委員長含む)経験が4年以上
3. 環境経営委員会が推薦する者
評価員は下記業務を担当する。
1. 環境経営システム認証組織にかかる「導入研修」と「初回評価」、「更新評価」を行う。
2. 評価結果を環境経営委員会に出席、報告を行う。
3. 評価員は環境経営委員会の意見等を記載した審査結果を申請企業に提出する。
評価申請する者は下記要件を満たしていることを要するものとします。
・JADCAの会員企業であること。
申請に際しては下記手順に従うものとします。
申請を希望する会員企業は、事務局に申し出る。
JADCA事務局は申請書フォーマットをメールにて送信する。
申請企業は申請書に必要事項を記入しJADCA事務局に送信する。JADCAから受領のメールが会員に発信された時点で受理されたものとする。
導入研修・初回評価・更新評価
– | 導入研修 | 初回評価 | 更新評価 |
---|---|---|---|
趣旨 | 導入に必要な知識の教育研修。 | 要求事項を満たしているかを評価員が現地評価を含めて評価。 | 更新のため2年毎に環境経営システム認証組織の進捗状況を再評価。1年毎に中間評価。 ※環境経営委員会は必要に応じて現地評価を指示する事が出来る。 |
評価対象 | – | 環境経営システムチェックリストに基く対象資料。 ※資料は規定の形式をとる必要はない。紙以外に写真、ヒアリング等でも代用可能とする。 |
各年度の実施計画書、前回指摘事項の改善証明書類等。1年後の中間評価については担当評価員が求める資料を送るものとする。 |
※評価員の現地評価は少なくとも4年に1度は行う。
判定は委員会の審議結果に基づき委員会委員長が行う、委員長不在の場合はあらかじめ指名された副委員長が代行するものとする。
判定時期は評価員が評価を終了した後、すみやかに行う。
認証方法は環境経営システム認証組織チェックリストに基づく採点とする
以下の条件を全て満たした場合認証と判断する。
必須項目(16項目)は各項目毎に、評価点3点以上(1項目5点満点)。
必須項目(16項目)、基礎項目(14項目)、推奨項目(6項目)の合計評価点が満点の半分以上。
認証評価点未満の未認証企業は是正完了後再評価を受けることができるものとする。なお、その際の認証費用は半額とする。
環境経営委員会で認証された場合、JADCA会長が押捺して認定書(2年間有効。更新認証は後日案内)を作成し、JADCA事務局から会員企業あてに発送するものとする。
認証取得企業名をJADCAのHPに掲載するものとする。
費用として下記の金額を請求するものとする。
・「初回評価」 9万円(導入研修+現地評価)+評価員の旅費
・「更新評価」(2年後毎)※ 6万円(現地評価)+評価員の旅費
JADCAから下記時点において夫々請求書を発送するものとする。
・「初回評価」の終了時
・「更新評価」の終了時
環境経営システム認証組織の認定企業一覧をご紹介いたします。