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資格制度

資格創設の趣旨

最近焼肉店を始め厨房ダクト火災が依然として頻発しているが、厨房排気ダクトの点検・清掃管理が十分に実施されないことが火災発生の起因であるケースが多いことを鑑み、今般「厨房排気設備診断士」制度を創設することとした。 なお、厨房火災は建物の延焼だけではなく、一酸化炭素中毒による人命に関わる問題もあり、抜本的な予防保全対策の検討を重ねてきた結果、具体的施策の一つとして、厨房排気ダクト点検・清掃のプロである「厨房排気設備診断士」養成することにした。

資格の目的

厨房排気設備の汚染判断並びにクリーニング及び清掃評価判断ができる専門的な知識と技術を兼ね備えた診断士を養成する。

資格の取得

資格取得の流れは次の通りとする。

  • 1.JADCA主宰「厨房排気設備診断士」養成研修(以下「養成研修」)を受講する。
  • 2.修了テスト合格者に修了書を発行する。
  • 3.修了者は修了書番号により事務局に診断士登録を申請(無料)する。
  • 4.申請者にカード製「診断士資格証」*1(有効期限6年:再講習あり)を事務局から送付する。
  • 5.診断士が現場にて厨房排気設備の診断(点検)の際に、カード製「診断士資格証」*1を提示する。
  • 6.診断士が厨房排気設備の診断を完了した場合には、当該施設に「厨房排気設備診断完了証」*2を貼付することができる。

*1 カード製「診断士資格証」(名刺大) サンプル
カード製「診断士資格証」(名刺大)


*2 「診厨房排気設備診断完了証」サンプル
「厨房排気設備診断完了証」