空調用ダクト清掃技術評価制度

1985年、建設省は「建設技術評価制度」に従い、建設省告示第1157号で「建築物の空気調和用風道の内部清掃工法の開発」として、ダクト清掃工法の募集を行い、4工法5社が認定を受けました。

この5社を中核に1988年に業界団体としてのJADCAを創設したが、現在新たに技術評価を受けた会員がなく、今般協会の使命として独自の「空調用ダクト清掃技術評価制度」(以下「技術評価制度」という)を構築し、会員企業全体の技術水準の底上げ・標準化を期することにしました。

評価イメージ

技術評価組織

JADCA(評価認定委員会)

会員各社施工技術の評価に対しては公平かつ厳正な判定(認定)を期して、斯界の権威である学識経験者を招へいして、「評価認定委員会」を設置します。

応募要項(PDF/165KB)
申請書類(担当委員長よりメール)

委員会の構成

肩書き 氏名
委員長 千葉大学 川瀬貴晴教授
副委員長 工学院大学 柳宇教授
アドバイザー JADCA会長、JADCA担当専務理事

評価制度の流れ

1.技術評価の申請

評価申請する者は下記要件を満たしていることを要するものとします。

・JADCAの会員企業であること。
・建築物衛生法にもとづく第3号登録済みの企業で、ダクト清掃作業監督者がいること。

申請に際しては下記手順に従うものとします。

・上記要件を満たす会員企業は、 申請書類(担当委員長よりメール)を、メールにてJADCAの事務局に事前申請を行う。
・事前申請を受理したJADCA事務局は、上記要件を確認の後申請書フォーマットをメールにて返信する。
・申請企業は必要書類をJADCA事務局に送り、JADCAから受領のメールが会員に発信された時点で受付されたものとする。

2.評価員の評価活動

1)評価員の選任

評価員は下記から候補者を選び評価認定委員の承認を得るものとします。

・外部招へい評価員 ダクト清掃作業監督者講習の講師陣
・内部評価員 下記の条件を満たす者
 - 「空調システム診断士」有資格者
 - JADCA専門委員会の役員(委員長含む)経験が4年以上

※なお、承認された評価員はJADCAに所属するものとします。

2)評価員の業務

評価員は下記業務を担当します。

・技術評価にかかる「書類評価」と「現地評価」を行なう。
・技術評価の判定(認定)を評価認定委員会に諮るべく、評価認定委員会に出席して、説明を行なう。
・評価認定委員会の意見等の報告書とともに認定書を申請企業に送る。

書類評価・現地評価とは

書類評価
趣旨 申請書類の内容から、空調ダクト清掃の体制、技術力等がJADCAスタンダードに基づく評価基準をクリアしているか確認する。
評価対象 ・技術評価申請書
・技術評価申請図 書添付資料
 -技術の概要
  工法名、技術の概要、開発目標等
 -施工体制
 -作業マニュアル -性能確認資料
 -関連法規制
 -カタログ、会社概要等
 -建技評取得企業との販売店契約等確認書
 -過去の受注実績

3.評価認定委員会による判定(認定)

技術評価の判定(認定)

判定は委員会委員長が行います。委員長不在の場合は副委員長が判定します。

書類評価・現地評価とは

建技評取得企業 評価員による書類評価が終了した時点
上記以外の会員企業 評価員による書類評価及び現地評価が終了した時点

・委員会の開催

原則として年に2回評価認定委員会を開催します。

4.認定書の送付

評価認定委員会で認定された場合、JADCAが連署・押捺して認定書(6年間有効。更新評価は後日案内)を作成し、JADCA事務局から会員企業あてに発送します。

3.評価認定委員会による判定(認定)

技術評価認定企業として認定企業一覧に掲載します。

技術評価にかかる費用

JADCAから下記時点において夫々請求書を発送します。

・「書類評価」の終了時
・「現地評価」の終了時
・「更新評価」の修了時

費用として下記の金額を請求させていただきます。

・「書類評価」10万円
・「現地評価」5万円+別途評価員の旅費交通実費
・「更新評価」(6年後毎)5万円

申請から認定までのフロー

申請から認定までのフロー

認定企業一覧

空調用ダクト清掃技術評価制度の認定企業一覧をご紹介いたします。

認定企業一覧

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